宏カイロプラクティック院での一連の治療の流れとなります。
1. 問診:患者さん自身に体の事を伺います。
まず初めに患者さんの症状を「患者さんの言葉」で伝えて頂きます。
治療家は患者さんの「今の身体の状態」を調べる事は触診で可能です。ですが、患者さんがどのような自覚症状を持たれているのか。また「今の症状」に結びつく過去の出来事などがあったのか。「今の症状」に連なるあらゆる要素を確認する為に行う大切な検査です。
今起こっている症状が、実は10年近く前の出来事から繋がっているといった事も実際には珍しい事ではないのです。
2. 視診:問診を元に体の歪みなどを確認します。
患者さんの自覚症状を確認した後に、簡単な運動をしてもらい、患者さんの身体の運動能力を確認します。
この時に患者さん自身が気付かないくらいの微妙な左右の動きの不均等などを見抜きます。「気付かないくらいの差なら問題ない」と考えてしまう人も多いのですが、その小さなアンバランスが積もり積もって大きな症状を引き起こしてしまうのです。
股関節の動き、脊椎の動き、首の動きなど、様々な角度から身体の動きを確認します。
3. 触診:視診で確認できた箇所を更に「手技」で確認です。
問診・視診によって患者さんの状況について仮説が立てられます。その仮説に基づき、実際に患者さんの身体に問いかけるのがこの「触診」です。
身体は絶対に嘘をつきません。
患者さんから確認した自覚症状、視診によって見られた情報を基に現在の身体に起こっている異常について解き明かしていきます。患者さんが気付かない身体の異常等についてもこの触診によって明らかになる事が多々あります。
触診時点で筋肉調整を開始
宏カイロプラクティック院では「触診」によって全身の筋肉の機能テストを行います。そして機能不全を起こしている筋肉が見られた場合、その場で筋肉調整を行い、機能不全を起こしている筋肉を調整し、また過負荷に苦しんでいる筋肉の「過」の部分を開放していきます。
その結果、軽度の歪みであれば適切な筋運動の中で自然矯正がかかっていきます。
4. 矯正:最後に直接施術を行います。
カイロプラクティックと言えば「骨格矯正」と考える人が多いと思います。確かに骨格矯正こそがカイロプラクティックの代名詞と言える治療です。
ですが、宏カイロプラクティックでは骨格矯正はあくまで治療の最後に行うものです。
骨格矯正はどれだけ安全に行っても、「しなくて済むならそれに越した事はない」に違いはありません。それはカイロプラクティックを行う誰がも感じるものです。宏カイロプラクティック院では「筋肉調整では取りきれない歪み」を整える為に骨格矯正を行います。